パロット適合で新遊工と全日が共同会見

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 有限責任中間法人・日本新遊技機開発工業会(足立利美会長=ニューギン専務=)と全日本遊技事業協同組合連合会(山田茂則理事長)は5月31日、東京・市ヶ谷にある『遊技会館』で、昨年7月1日から施行されている新規則対応の回胴式1号機として、先に保通協の型式試験に適合した遊技球を使ったパチスロ機「パロット」に関する共同記者会見を開催した。

 今回適合を受けたパロットの型式名は『CRP花月伝説R』(適合日は5月16日)。新遊工はすでに、傘下加盟メーカーが開発・製造するパロットについてはすべて「遊技球等貸出装置接続端子板」を搭載したCR機に統一することを発表していたが、CRに続く「P」はパロットを意味している。

 全国の公安委員会への検定申請は、「今週から来週半ばまでに完了する」(新遊工/澤井明彦副会長=SANKYO専務=)見込みで、パーラーへの納品は7月中旬以降の予定だ。

 同機はメダル1枚に対して遊技球5個を使用。従来の3枚掛け1プレイでは15個の遊技球が投入される。そしてスタートボタンを押せばリールが回転を始めるという流れをとるが、スタートについては「ボタン」か「レバー」で新遊工加盟各社で2通りに仕様が分かれる模様で、この部分については「とくに統一しない」(足立会長)考えが席上、明らかにされた。

 一方、新遊工加盟各社で共通規格となっているのは「外枠」および「蝶番」。またドア開閉の錠(今回はオムロックを採用)、コンピュータと接続する端子板や、封印ならびにかしめに関しても規格が統一されており、かしめは、「本体かしめ」を各社で取り決めている。封印にはホログラム素材を使用、本体封印、ロム封印などを実施している。さらにメインチップについても新遊工は『V4』か、あるいは『IDNAC101』を採用するよう申し合わせている。

 パロットは、パチスロ機と同じ消費スピードを備えているため、「1分間に100発以内」に規定されたパチンコ機よりも打ち込み速度が速いのが大きな特長。プレイヤーの個人差、あるいはリプレイ等に考慮しても、1分間で「150〜180発」は可能と見られており、会見に同席した全日遊連の山田理事長も、「稼働アップに期待したい」と述べていた。

 なおパロットについては今回の『CRP花月伝説R』のSANKYO以外の新遊工加盟3社から現在申請が出されている。新遊工加盟メーカーは次の20社。ニューギン、SANKYO、三洋物産、大一商会、ソフィア、平和、エース電研、奥村遊機、京楽産業、銀座、サミー、タイヨーエレック、高尾、竹屋、豊丸産業、藤商事、マルホン工業、ミズホ、大和製作所、アトム。

 全日遊連は新遊工の準会員。新遊工はパロットという新ジャンルの認可獲得に全日遊連を窓口に行政への要望、陳情を行ってきた経緯がある。

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