アビリット(濱野準一社長)は5月13日、日本金銭機械(上東宏一郎社長)との間でパーラー向けのプリペイドカード関連事業に関する包括的な業務提携を行うことを決議したと発表した。
アビリットは、「(プリペイドカード事業である)クリエイション事業に止まらず当社の遊技機事業、医療環境事業並びに遊技場向けリース事業を含むような広範な可能性を探るべく引き続き協議を継続する旨で合意している」と説明。両社は当面、今秋を目処にクリエイションOZシリーズの台間メダルサンドなど2機種を共同開発し、市場投入していく予定。
また、日本金銭機械はクリエイション関連事業の販売代理店として全国でクリエイションカードシステム機器の販売を行うとともに、アビリットも日本金銭機械のパーラー向け機器の販売代理店として台間メダルサンド等の販売を行う。
アビリットは業務提携の効果について、「販売力のみならず、開発力、生産力が強化される共に、システム機器のコスト削減やメンテナンス等のサービス体制が大きく拡充されるものと期待しております」と伝えている。