賞品の取りそろえ、500種類以上で最終調整

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 警察庁生活環境課から賞品の取りそろえの更なる充実を図るよう強く指導されていた問題で、パーラー5団体(全日遊連、日遊協、同友会、余暇進、PCSA)は、2007年末までに賞品の種類については500種類以上、品目数では5品目以上をすべての店舗に陳列する方向で最終調整していることが分かった。遊技機の設置台数が500台を超える店舗は、その台数と同数以上の種類の取りそろえが求められることになる模様だ。

 賞品は原則、物品自体の陳列とするが、陳列が困難な場合等は取りそろえるべき種類数の半数以下をカタログ賞品で補うこともできるという。

 また、現在陳列している賞品の種類数がカタログ賞品を除いて200種類に満たない状態や、品目数が4品目に満たない状態、価格面で1000円以下の物品しか置かれていない状態のパーラーについては、風適法が定める賞品の取りそろえの義務に違反していると考えられるとし、こうした違反状態を2007年6月末までに解消することも検討している。

 なお、賞品の種類数とは、賞品となる物品の製造業者、商品名(銘柄、色柄)、内容量(重量、サイズ、入り数)等が異なれば種類も異なるものとし、品目は家庭用品、衣料品、食料品、教養娯楽用品、嗜好品、身の回り品、その他の7品目に分類している。

 なお、5団体では11月下旬にこれらの案を決議し、決議内容を警察庁に提出する模様だ。

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