日本遊技関連事業協会(深谷友尋会長)では11月16日、定例理事会を開催。冒頭、深谷会長は、小島豊副会長の店舗で遊技機の無承認変更に抵触する事案が確認されたことを報告。この件に関連して、小島副会長から10月23日に副会長、理事、セキュリティ対策委員長の各職の辞表が提出され、同25日付で正式に辞任したことを明らかにした。
深谷会長は「業界各位の皆様にご心痛をおかけしたことに深くお詫びを申し上げたい。経緯については捜査中であり申し上げられないが非常に残念で、明日は我が身と思う。小島副会長からは自ら身を正すということで退任の申し出があった。(小島氏には)日遊協に戻ってくれることを願う次第」と陳謝した。
副会長、セキュリティ対策委員長の後任には九州支部長の山田久雄理事が就任し、これまで山田氏が務めていた遊技機委員長には阿部恭久理事、セキュリティ委員に梅村真行理事が就任したことを明らかにした。
また会見では手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ展示会の総括、業界5団体で協議を続けている賞品の取り揃えの事案に関して「来年6月末までに200種類4品目以上の品揃え、07年度末までに500種類5品目以上を達成する」とした決議案の概要などを説明した。