山梨県を代表する老舗パーラーチェーン《甲子園パチンコ》を経営する読売ライフ(山梨県甲府市/越水宏一郎社長)が9月26日、甲府地裁に破産手続きを申し立てていたことが分かった。9月27日付山梨日日新聞などが報じた。
同社は1976年の《韮崎店》(韮崎市)を皮切りに、《御坂店》(笛吹市)、《SERIE III》(甲府市)、《SERIE Quattro》(甲府市)を出店。昨年9月に神奈川県川崎市に出店していた店舗とあわせ計5店舗を展開していたが、同紙では破産申請が行われる前日25日までに全店舗の営業は停止していると伝えている。
報道によると負債額は38億円で山梨県内のパチンコ業界では過去最大規模にのぼるという。
読売ライフの越水社長は山梨県遊協の前理事長。父の越水稔氏は全日遊連の初代理事長を歴任していた。