広島県警と岡山県警の合同捜査本部は7月12日、パチスロ機の基板プログラムを権利者に無断で複製して販売、または頒布する目的で所持していたとして、偽計業務妨害や建造物侵入などの容疑で起訴・拘留中の大阪府高石市の自営業男性A(47歳)、都内大田区の無職男性B(37歳、中国籍)など5人を著作権法違反の疑いで広島地検へ追送した。(社)コンピュータソフトウェア著作権協会(略称:ACCS)がWebサイト上で明らかにした。
5人は『ホクトノケン』、『オニムシャスリー』、『ジャグラー』などの人気パチスロ機の基板プログラムを複製。さらに特別な遊技方法により必ずボーナスに当選するよう改造し「不正ロム」として販売。製造、販売、運搬、収益管理、設置とそれぞれ役割を分担し、組織的犯罪をおこなっていた。本件については(株)北電子とサミー(株)が鑑定、告訴した。