大手ディスカウントストアの「ドン・キホーテ」は、コモンウェルス・エンターテインメント(CWE)と業務提携に関する協定書を締結した。業務提携は7月中旬を目処に実行される予定。
ドン・キホーテは、全国各地のパーラーの敷地や駐車場を利用したロードサイドへの出店を積極的に展開し、パーラーの集客力を利用した売上増加促進を図る。また、パーラーにとっては、ドン・キホーテの集客力を利用した売上増加、業務終了後の敷地の有効利用などのメリットが考えられ、双方にとってシナジー効果が期待される、としている。
CWE社は、遊技機をはじめとした商品化権エージェント業務を主力業務とするエンターテインメント企業へと変革を遂げると同時に、新規事業としてドン・キホーテとの提携事業を中心としたコンサルティング事業に参入する。具体的には、ドン・キホーテはCWE社に対し、パーラー関連の出店に関する総合コンサルティング、パーラー企業に対してドン・キホーテの店舗出店の斡旋、パーラーとの折衝と契約交渉等のコンサルティングをそれぞれ委託する。
ドン・キホーテは本件について、「全国のあらゆる都市及び都市近郊に出店しているパチンコホール敷地内及び施設内に当社店舗を出店することが、当社の事業戦略上、過去実績をみても、効率的且つ効果的であると判断した」としている。