保護者の遊技中に、乗り付けた車の中に放置されたり、敷地外に出て交通事故に遭うなどして死亡した子供が、1998年以降、全国で27人に上っていたことが全日遊連の調査で分かった。今年5月8日にも長野県で両親の遊技中に、生後9ヶ月の幼児が車内放置で死亡する事件が発生していた。
全日遊連では、車内放置によるこうした事件を未然に防止する狙いから駐車場の巡回など、自主的な取組みを全国のパーラーに励行しているが、昨年度は10府県25件、39人の放置例が見つかり、うち10件が母親、6件が父親で、2件が両親による放置だったことが判明。70代の男性が孫を放置していた例もあったという。