PBSセミナー、“生き残り策”を紹介

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 中小パーラーの支援をおこなう(有)PBS(峯梅次郎社長)は4月19日、東京八重洲ホール(東京都中央区)で定例勉強会を開催した。

 定例勉強会は二部構成でおこなわれ、第一部では、(有)再生工房の呂和夫社長が「生き返るための“ローコスト”ホール運営を実例でズバリ!」について、遊ブレイン(有)の天満晴久社長が「“王道と異道!”2006年、ホール営業のポイント!」についてそれぞれ講演。第二部の機械勉強会「今が勝負時!今後の遊技機市場とメーカー動向」は業界専門ライター等で知られるチャーリー湯谷氏などが講師を担当した。

 第一部で呂氏はパーラーを取り巻く環境が激変し、厳しい経営状況が迫られるなか、“生き残る”ためには「ローコスト」で環境整備を図らなければならないとし、そのためのポイントとなるのが「接客」と「セキュリティ」であると持論を展開。「接客」については、「本来であれば接客サービスの一層の向上、サービス意識のより高い考え方を目指すものだが、アルバイトスタッフが頻繁に入れ替わる傾向があるパーラーでは限界がある。そのため意識づくりよりは、目指している接客をせざるを得ない雰囲気づくりが必要だ」と述べた。もうひとつの「セキュリティ」に関しては、スタッフが常に島内を歩くことが抑止に繋がるとし、「被害を100%防ぐことは難しいものの、80〜85%は減るだろう」と捕捉した。

 一方、天満氏は『吉宗(S)』や『北斗の拳』などの主要4号機の撤去問題について触れ、検定期間が残っている同じようなスペックレベルの機種を中古などで導入することが有効であると説明した。

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