あの「がきデカ」が8年振りに復活

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 サンセイアールアンドディは3月8日、東京都台東区の中国料亭・翠鳳において、パチンコ新機種『CR新がきデカ』シリーズのプレス発表会を開催した。

 『CR新がきデカ』シリーズは、1974年から週刊少年チャンピオンで連載が始まった山上たつひこ氏原作の同名ギャグ漫画とのタイアップ機。サンセイからは1998年に『CRがきデカ』として発売されヒット機種となった。なお漫画の「ガキでか」は、89年にテレビアニメ化、さらに04年には主人公の少年警察官「こまわり君」が38歳という設定で続編がビックコミックで連載されるなど、世代を超えて幅広い層から人気を得ている作品だ。

 『CR新がきデカ』は「圧倒的な存在感」をコンセプトに、前機種を踏襲しながらも、業界最大級の15インチ大型液晶XGAディスプレイの採用と4Gbitものデータ容量により1億通り以上の演出数の実現など、さらに作品の世界観を再現している。

 また同機から採用した新枠「D-CYCLONE(ディーサイクロン)」は、盤面領域を40%拡大させながら、イタリアの有名デザイナーであるエンリコ・フミア氏の監修により、斬新な色使いとスマートフォルムを実現。また筐体左下部に搭載された新発想の「ジョグシャトル」は、上下左右+プッシュの5チャンネル操作により「選択」「移動」など、、従来のボタンプッシュから、よりプレイヤー参加型のゲーム性を可能にする仕様となっている。納品は4月16日から順次スタートする予定。

 プレス発表会で主催者挨拶に立った遠藤晃取締役営業本部長は「『がきデカ』は個人的に思い入れが深いタイトルであり、当社が営業を全国に拡大させるきっかけになった機種。実はこれまでにも『がきデカ』を復活させる企画が何度も持ち上がった経緯があったが、やはり復活させるからには妥協のないものをつくりたかった。本機は、これ以上何をすればいいか、というくらいに良いものが出来上がったと自負している。一台でも多くのパーラーに導入していただき、ひとりでも多くの方にこの機種で遊んでいただきたい」と同機にかける想いを語った。

-新台

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