新興市場の業界企業、中間業績で明暗くっきり

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 日本経済新聞社は12月6日、新興三市場に上場する企業の2007年9月中間決算(金融、決算期変更を除く)で前年同期比で経常損益の改善額が大きい企業、計上損益の悪化額が大きい企業のランキングを発表。それによると、改善額ランキング1位にアルゼが、悪化額ランキング1位に藤商事が入り、遊技機メーカー2社が明暗をわける格好となった。

 改善額ランキング1位のアルゼの改善額は164億9500万円。06年中間期の経常損益27億3100万円から、07年中間期は経常利益137億6400万円と大幅に回復した。アルゼは期間中、パチスロ5機種を投入し、パチスロ全体で9万8000台を販売および設置、1万7000台のソフト交換サービスを行った。とくに『青ドン』が順調に販売台数を伸ばした。

 一方、悪化額ランキング1位の藤商事の悪化額は40億8400万円。06年中間期の経常利益31億7900万円から、07年中間期は経常損益9億500万円となった。パチンコ機4機種を投入したが、販売台数は前年比44.7%減の4万4000台と苦戦、パチスロ機の販売台数も1000台にとどまった。調達に長期間を要する部材のたな卸資産廃棄損の発生なども影響した。

 その他、改善額ラインキングの7位に遊技機販社のフィールズ(改善額24億8400万円、07年中間期経常利益74億6400万円)が、15位に遊技機メーカーのタイヨーエレック(改善額15億4500万円、07年中間期経常利益3億9800万円)がランクイン。悪化額ランキングの5位には、パチンコ用プリペイドカードの日本ゲームカード(悪化額12億2800万円、07年中間期経常利益13億8400万円)の名があがっている。

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