『輝ビジョン』は中国の瑞豊光電子有限公司(リフォンド)が製造する屋外型LED表示機器。同製品は従来製品に比べて表示ドットのピッチ(幅)を短くし、よりクリアな画像表示を実現。さらにLED特有の高寿命・省電力でコストパフォーマンスを向上させた商品となっている。
一方、『マルチプラズマディスプレイ』は三菱電機グループ・(株)ビジョンテクノネットの屋内型大型映像表示機器。特長は42インチのプラズマビジョンを縦横自由自在に組み合わせ、スペースに応じて高画質な映像を表示できるという点。また、ディスプレイは枠がないボード型となっているため、映像の切れ目が目立たない上、メンテナンス性にも優れている。
そのほか、両製品に対応する映像編集・タイムスケジュール管理ソフト『輝王』も出展。同製品では操作性に優れているだけでなく、インターネットを通した映像コンテンツの配信も実施。今後はテレビ、DVDなど外部機器との切替機能やニュース配信、ホールコンピュータとの連動など各種コンテンツも拡充していく。
西陣システム事業部では「映像表示機器としては後発組だが、高品質で低コストな商品の提供を行なっていきたい」と話している。
なお、シーテックジャパンは、(社)電子情報技術産業協会と情報通信ネットワーク産業協会、(社)コンピュータソフトウェア協会の3団体が主催する映像・情報機器の一大展示会で、開催は今回で8回目。会場内には毎回、デジタル技術の最先端の映像・情報・通信機器やそのシステムなどが展示され、とくに今回はデジタルネットワークステージで出展したソニー/ソニーマーケティングブースの有機ELを採用した約3mmの超薄型テレビの12月からの製品化に伴い展示され、大きな注目を浴びていた。