パーラーから撤去されたパチスロ機を使い、賭博行為をしていたとして警視庁新宿署は9月19日、東京都新宿区歌舞伎町1の「ビクトリー」を経営する大給隆士容疑者(24)ら2人を常習賭博の現行犯で逮捕した。読売新聞が報道した。
新宿署の調べによると、大給容疑者らは19日午前0時50分ごろ、ビクトリーの店内でパチスロ機を使い、新宿区内の飲食店従業員の男(21)ら客2人(単純賭博で逮捕)に賭博をさせた容疑。
使用されていたパチスロ機20台は旧規則上の遊技機にあたるいわゆる4号機で、7号営業(パーラー)の2倍にあたる1点40円で換金していた。今年6月下旬の開店以降、約900万円の売上があったという。
射幸性の幅が抑制された新規則のパチスロ機(5号機)への移行に伴い、こうした旧規則パチスロ機を使った違法賭博行為は全国的に増加している模様。