サミーとタイヨーEが業務・資本提携

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 サミー(株)(東京都豊島区/片本通社長)とタイヨーエレック(株)(名古屋市/佐藤英理子社長)の遊技機メーカー2社は3月5日、それぞれ開いた取締役会で、両社の事業・資本提携に関する基本合意書を締結したことをそろって発表した。

 今回の事業・資本提携はタイヨーEが第三者割り当て増資で新たに発行する562万3000株をサミーが引き受けるもので、サミーの取得費用は37億555万7000円にのぼっている。取得後のサミーの株式所有比率は33.4%となり、タイヨーEの筆頭株主となる。

 今回の提携についてサミーは、「新規ユーザーの取り込みや市場から離れたユーザーを呼び戻すため、より一層遊びやすく、また斬新な機械の供給による市場の活性化が課題となっている中で、パチンコ、パチスロ、アレンジボール、じゃん球、その他エンタテインメントに関連する事業分野等における協力関係を維持、両社の関係をさらに強固にするため」とのコメントを発表。一方のタイヨーEも、知的財産権実施許諾契約を締結し、以前から協力関係にあったサミーとの関係を強化するとともに、財務基盤の強化を図ることを目的とする考えをニュースリリースに明記している。

 事業提携の内容は、パチンコ、パチスロ、アレンジボール、じゃん球、その他エンタテインメントの開発、製造、販売等。具体的なフレームは今後、両者間で提携推進委員会(仮称)を設置し、この中で詰めていく方針だ。

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