同機は2002年の「パチンコ・パチスロ産業フェア」で発表された『シェイク』の後継機。『シェイク』はMAX711枚の大量獲得や、ビッグボーナス中のBB図柄揃いで1ゲーム連が確定するゲーム性をはじめとしたST仕様が好評を博した。そのゲーム性が後の名機『吉宗』の誕生に繋がったのは有名だ。
新機種『シェイクII』は、前作の大量獲得の遺伝子を受け継ぎBBの純増枚数は5号機トップクラスとなる平均412枚を実現。ボーナスはBB2種類とRB1種類の全3種類あり、RBは約50枚の純増。またボーナスと小役の同時抽選機能も搭載しており、ベル以外の小役でボーナス成立が期待できる。とくに「サボテン&ハニワ」図柄(15枚役)はボーナスの期待度が高い。この同時抽選対象小役の成立後に大都お馴染みのシャッターが閉まり、リール左の「CHANCE」ランプが点灯すれば、ハード面の最大の特長である新型液晶「スゴビ(凄い+ビジョン)」が発動する。スゴビは通常ゲーム中に使用される液晶画面の奥側に配置されており、従来なかった立体的な映像表現を可能にしている。
同機ではスゴビ発動時に、ボーナス期待度を「%」で表す「SHAKEステージ」、ボーナス成立をサボハニが告知する「VJステージ」、毎ゲームカウントダウンを行い最終ゲームでボーナス成立を告知する「LIVEステージ」の3つのステージからプレイヤーが任意に選択でき、さらにBB図柄を揃えた時点で「BOY」「F.K.」「Nadia」の3人のなかから好きなキャラクターを再び選択可能。このステージ、キャラクター別に液晶演出と楽曲が用意されており、加えてスゴビを経由せずにBBが成立した場合のパターンもあることで、全10パターンものBBが楽しめる。 納品は6月10日から。
一方、同機に採用されている新枠モデル「KATANA」は前記「スゴビ」のほか、コマズレを防止する新リール制御方式の採用、臨場感を高める3Dサウンドシステムの搭載、不正対策面の強化など、旧枠「シアゾンモデル」を継承しながらさらに進化させたつくりとなっている。