(株)マルハン(韓裕社長)では11月28日、都内のホテルにて会社説明会を開き第37期中間期決算等を発表した。
同社では2009年3月期の計画として、
・売上高 2兆300億円
・営業利益 380億円
・経常利益 390億円
・当期純利益 200億円
を計上しているが、今回発表された中間期業績では、
・売上高 1兆73億4500万円
・営業利益 201億6500万円
・経常利益 201億100万円
と前期中間期に比べ増収増益を達成。特に営業利益、経常利益は前期比160%台の高い伸びを示した。
好業績の要因として挙げられるのがパチンコへのシフト。08年3月の時点で遊技機のパチンコ設置比率を73%まで高めていたが、08年9月にはこの比率を76%にまで高め、利益の確保に寄与した。
店舗数については今期中に23店舗の出店を計画しているが、中間期までに11店舗の新規出店を達成する一方2店舗を閉店、現在234店舗となっている。うち、102店舗で低貸玉営業を採用しており、台数ベースでの低貸玉シェアは8. 47%と前期末に比べ3.28ポイントアップ、期末までには「10%に達するのではないか」と予想している。