アルファ・ドームが自己破産を申請

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 帝国データバンクによればパチンコパーラー経営企業の(株)アルファ・ドーム(澁谷正行社長)が12月18日、東京地裁に自己破産を申請した。負債額は30億2800万円。

 同社は1988年、千歳ドームとして設立。北海道、栃木を中心に最大時で12店舗を展開した。

 だが、04年に賃料契約の一部を所得隠しと東京国税局より指摘され、約17億円を追徴課税(同事案に対しては取り消しを求める裁判を起こし、最終的にはア社が勝訴)。資金繰りが苦しくなり営業店舗の売却を進めていた。

 また、既存店においても競争が激しく集客力がダウン。閉鎖が相次ぎ08年12月を以て全店舗を閉鎖、自己破産の準備に入っていた。

 ピーク時の00年4月期には約577億5800万円の収入を計上していたが、08年4月期には約80億円にまで減少していたという。

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