SANKYOが11月6日に発表した平成21年中間期決算短信によると、同期連結売上高は1131億2000万円(前年同期比7.8%増)、連結営業利益249億6600万円(同0.3%増)、連結経常利益276億6100万円(同3.7%増)となり、6、7月に洞爺湖サミット開催に伴うパーラーの入替自粛があったものの増収増益となった。
パチンコ機では、『パトラッシュ2』が堅調に推移した反面、オリジナルキャラクター機として大々的に売り出した『フィーバー大夏祭り』の販売が伸び悩んだ。BISTYブランドでは人気の高い「新世紀エヴァンゲリオンシリーズ」の甘デジタイプとなった『プレミアムモデル』と黒澤明監督の「七人の侍」をパチンコ用に撮り下ろした『七人の侍』の販売が好調となった。
パチスロ機では、「夢夢ちゃん」シリーズの新作『パワフルアドベンチャー』とBISTYブランドの「エヴァ」シリーズ3作目となる『新世紀エヴァンゲリオン・約束の時』を販売。特に『約束の時』は9月末時点で販売台数が7万3000台を超えるヒットとなっている。