廃業ペースはやや改善するも新規出店は鈍化

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 全日遊連の月次調査の最新データが6月20日に明らかにされ、4月、5月の2ヶ月間の廃業店舗数が154店舗(4月95店舗、5月59店舗)にのぼっていたことがわかった。5月末現在の全日遊連加盟店舗数の総計は1万2250店舗。店舗数は、月次調査を開始した2007年1月から16ヶ月連続で前月比マイナスとなっている。

 07年1月からの廃業店舗数の累計は1711店舗。これに対して新規店舗数の累計は439店舗で、廃業店舗が新規店舗の約4倍に迫っていることもわかった。また5月末時点の廃業店舗の累計は前年比100店舗(19.5%)減の412店舗、新規店舗の累計は同31店舗(22.1%)減の109店舗と、前年に比べて廃業ペースがやや改善したものの、新規出店のペースも鈍っていることからトータル店舗数が上向くまでにはなお時間がかかりそうだ。

 一方、5月末時点の遊技機の設置台数はパチンコ機では前年比3万903台(1.2%)増の279万2760台、パチスロ機は31万6604台(17.7%)減の146万7511台となっている。

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