セガサミーホールディングス(株)は3月28日付けのニュースリリースで、子会社である(株)セガが同日開催の取締役会において「みなとみらい21」中央地区におけるエンタテインメント複合施設の開発中止を決定したことを発表した。
同地区への開発プロジェクトは、セガ社が平成17年から検討を進めていたもの。セガ社ではすでに平成19年2月に開発予定地である55・56・57街区の取得が終了し、3月末には58街区の購入を予定していたが、今回の決定で購入を見送った。リリースではグループ全体の経営環境が急激に変化するなか、業績修復のためプロジェクトを中止し、コア事業に注力する方針を明らかにした。
なお、セガサミーHDでは今回の決定による平成20年3月期の連結業績予想の見直しを進め、判明し次第速やかに報告するとしている。