同機は、タイヨーお馴染みのサンタシリーズの第5弾。今回は、流行の脳トレクイズを取り入れたゲーム性が特徴だ。とくにクイズの正解がゲームの展開を大きく左右するため、クイズをおざなりにできない点が新しい。
クイズは「3択クイズ」と「記憶力クイズ」の2つがあり、いずれも通常ゲーム中に突然発生する。「3択クイズ」では、レバーON時に液晶上にサンタくんが登場し、(1)3軒ある家のうちサンタくんが入った家を当てる問題、(2)雪だるまの順番を覚える問題、(3)表示されたカードを全て記憶する問題、のいずれかを出題する。プレイヤーは、問題に対して左リールにある3種類のボーナス図柄を狙って答えるというもので、見事正解すると、そこから25ゲームの完走型リプレイタイム(RT)に突入する。クイズ自体はシンプルだが、内容はなかなか難しく、難易度的には「家当て」がレベル1で、「雪だるまの順番当て」がレベル2、「カード記憶」がレベル3となっている。なお、RT中は雪合戦演出となり、登場する黒サンタの雪だるま兵士の種類によってボーナス潜伏の期待度を表示している。RT中のメダルの増加は現状維持程度。
もうひとつの「記憶力クイズ」は、液晶画面に一瞬映し出された5桁の数字を当てるという瞬間視クイズ。これが7問連続で出題(1ゲーム1問)され、全て正解すると次回のビッグボーナスが小役ナビ付きのスーパービッグボーナスとなる。
ボーナスは、3種類のビッグボーナスと2種類のレギュラーボーナスを搭載し、BBの純増枚数は平均304枚と平均265枚の2種類、RBの純増枚数は約100枚となる。またBBには完全小役ナビが発生するスーパービッグボーナスもあり、通常のBBより獲得枚数が若干増える。
設定は1、3、4、6の4段階。ボーナス確率はBB、RBとも1/352.3(設定1)〜1/300.6(設定6)、合成確率は1/176.2(設定1)〜1/150.3(設定6)となる。