ダイコク、中間期は利益面が3けたの大幅伸長

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 ダイコク電機は11月5日、2010年3月期第2四半期(09年4〜9月)の連結業績を発表。周辺機器の販売好調などで、売上高は前年同期比45.8%増の294億7300万円、営業利益は同151.9%増の39億8800万円、経常利益は同150.5%増の41億5600万円、純利益は同211.8%増の22億7200万円となり、大幅な増収増益を計上した。

 好業績の要因は、情報システムと制御システムの主力2事業の伸長。情報システム事業では、ホールコンピューティングシステム『CII』の支援窓口となるCIIデスクとメンテナンスデスクからなるパートナーズセンタを4月に開設するなど、支援サービスを強化した結果、『CII』システムの導入店が増加。また台毎計数システム『楽pass』や情報公開機器『BiGMO』などの周辺機器の納入も進み、情報システム事業の売上高は前年同期比35.4%増の136億5300万円、営業利益は同86.2%増の28億1600万円となった。

 制御システム事業では、遊技機のソフト・ハード両面の企画提案を推進。第3四半期以降に予定していた遊技機の販売が第2四半期に早まり、同機の販売が好調であったことなどにより、同事業の売上高は前年同期比62.7%増の151億9500万円、営業利益は同87.8%増の22億8500万円に。一方でアミューズメントコンテンツ事業は売上高が前年同期比20.7%減の6億3300万円、営業損失として同38.8%減の7700万円と伸び悩んだ。

 通期の見通しについては期初計画を据え置き、売上高486億円(前年同期比7%減)、営業利益32億円(同33.3%減)、経常利益33億円(同33.9%減)、純利益14億円(同60.3%減)を見込む。

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