11月20日に都内で開かれたパチンコ・チェーンストア協会(PCSA)第8期第2回臨時社員総会で、パチンコパーラーが所属団体の枠を超えて今後取り組むべきCO2排出削減に向けた具体的な活動方針案が報告され、「遊技機の入替自粛」が方針案から外されていたことがわかった。
報告された活動方針案は11月11日に東京・市ヶ谷にある『遊技会館』(全日遊連)で開かれたホール5団体小委員会の協議を踏まえたもの。全日遊連の提案に基づいて協議した結果、入替自粛については5団体共通の方針案とすることが見送られた。
同日までに確認された方針案は、「ライトダウンキャンペーンへの参加」「チーム・マイナス6%活動への参加」「屋内設置清涼飲料自販機の営業時間外の消灯」「電力削減ノウハウ集・ポスターの作成」の4項目。
なおライトダウンキャンペーンについては午後8時から同10時までという時間帯に縛られない形での参加となる模様。ライトダウンキャンペーンはチーム・マイナス6%の取り組みのこと。昨年は6月21日と7月7日に実施された。またチーム・マイナス6%は京都議定書で日本が義務づけられた「1990年度比6%削減」を実現するための国民的プロジェクトに位置づけられる。
最終的な活動方針は来年1月26日開催のパチンコ・パチスロ産業賀詞交歓会で発表される予定になっている。