大都販売、広島開幕チケットを養護施設へ寄贈

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 大都販売(木原茂成社長)は3月下旬、広島市南区の新広島市民球場で4月10〜12日に開かれた広島東洋カープの地元開幕3連戦の入場券を、市内の児童養護施設に寄贈した。中国新聞が報じた。

 同社は新球場の近くに広島営業所などが入る新社屋を建設中であり、これを機に中四国6営業所の従業員約50人の福利厚生用として内野の年間指定席5席を購入。開幕戦を誰が見に行くかを社内で話し合うなかで、社員から「私たちは今後いつでも観戦に行ける。普段は見られない子どもたちへ贈ってはどうか」という声があがり、中国新聞社会事業団を通じて贈り先を探したという。

 寄贈先となったのは広島市東区の広島修道院。新球場の北1キロの場所に位置し、修道院の中島達夫院長は同紙の取材に、「歩いて行ける場所だけに、子どもたちのあこがれは強い。みんな本当に喜んでいます」と感謝の言葉を述べている。

 同社は今後も月に数試合分の入場券を市内や周辺の児童養護施設などに贈る方針という。

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