遊技機リサイクル協会がメーカー向け説明会

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 一般社団法人・遊技機リサイクル協会(大城正準代表理事)は4月24日、遊技機メーカーらを対象に、協会のシステムに対する理解やパーツリサイクルの促進を呼び掛ける説明会を開催した。

 同協会のリサイクルシステムは、パーラーから排出される使用済み遊技機を協会指定のリサイクル業者が回収、処理するシステム。回収した使用済み遊技機は、部品を再利用するパーツリサイクル、分別した部品を他の素材に使用するマテリアルリサイクル、燃やして熱源として使用するサーマルリサイクル等に処理されるが、メーカーへ部品を返却しパーツリサイクルを促進することで、資源の有効活用とともに新台価格の低減化につなげようというのが狙い。

 説明会では、パーツリサイクルの一例として液晶、各種基板類、シリンダー、モーター、近接スイッチ、パチスロのリール、ホッパーなどを返却できると説明。その上で、返却部品の価格の算定方法や梱包方法などについても詳しく述べた。一方、メーカー側に対しては「返却方法について要望があれば提案してもらいたい」(同協会・岩下孝行専務理事)と提言した。

 指定リサイクル業者を代表して多摩デリバリー(株)の相沢寿記社長は「遊技機メーカーもリサイクルしやすい部材を使用するなど努力されており、これを無にしないよう我々業者はリサイクルに取り組んでいる。メーカー、リサイクル業者、協会が一体とならなければ遊技機リサイクルの前進はない」などと述べ、メーカーの協力を呼び掛けた。

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