東京都遊技場組合連合会は1月27日、臨時総会を開催し、新規加入店拠出金の値上げを決議した。これにより、東京都遊連への新規加入店拠出金は、現行の台あたり1000円から2000円となる。値上げ時期は今年4月から。
値上げの理由は、新規加入店拠出金を原資とする「健全化対策特別資金」を確保するため。同資金は、平成17年度から東京都遊技機検査機構(健全化センター)の運営・活動費に当てられているが、年間収入に対してセンターの出費が上回る状態が続いていた。
健全化センターは、不正機排除を目的に02年12月に発足、一般ファンや業界関係者からの通報に基づき、都遊連加入店舗への立入検査や健全営業指導を実施している。センターの活動・運営費は過去3年間でほぼ一定しているものの、平成17年度から新規加入店の減少に伴い加入金収入が大幅に減少、平成19年度の加入金収入は平成17年度に比べ41%減となっていた。