平和第2四半期、売上が前年同期比で倍増

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 平和は11月4日、2011年3月期第2四半期(2010年4月1日〜9月30日)決算短信(連結)を発表。連結売上高が前年同期比で100%増と倍増、前年赤字だった営業利益も黒字で推移していることを報告した。

 同社は前期(2010年3月期)、第3四半期まで営業利益を赤字計上していた。しかし通期決算で一挙に黒字に転換。その勢いを駆って今期第1四半期(10年4月〜6月)の連結売上高は前年同期比501.5%増と驚異的な回復を見せていた。

 第2四半期の連結売上高は同100.0%増の434億8800万円、本業のもうけを示す営業利益は84億8100万円(前年同期は13億3400万円の営業損失)、経常利益は同358.8%増の131億5200万円、四半期純利益は同220.1%増の94億9500万円を計上している。

 当第2四半期中(7〜9月)にリリースしたタイトルはパチンコ機では『ゴルゴ13 BACK IN THE BATTLE FIELD』『花札物語』『江戸の始末屋 最強新日烈伝』など。販売台数は9万台。278億6800万円を売上げた。パチスロ機は『トップをねらえ2!』『ゴルゴ13 あの男に連絡だ!』『ルパン三世 ルパン一族の秘宝』など5万台を販売、150億600万円を売上げている。その他の事業(情報配信サービス等)の売上高は6億1300万円。

 一方、同社は同日(11月4日)開催の取締役会で設立50周年記念として今期の期末配当金を上方修正。当初予想の1株当たり25円の普通配当金に、1株当たり10円の設立50周年記念配当金を加算、合計35円とすることを発表した。同社は去る9月9日に設立50周年を迎えていた。

 通期業績予想に変更はない。通期業績(連結)予想に対する中間期までの達成率は、売上高56.7%、営業利益92.2%、経常利益71.5%、当期純利益65.0%。

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