コンテンツ事業では、メーカーのパチンコ遊技機販売によるロイヤルティー収入獲得、スポーツイベントに対する運営委託業務などを中心に活動を行い、売上高4億4800万円(前年同期比61.1%減)、営業利益4800万円(前年同期比6.0%増)となっている。
アミューズメント事業では、パチンコ・パチスロ遊技機のゲームセンター向けメダルゲーム機への転用事業において、人気機種が市場に投入されたことを受け、同社オリジナルのメダルゲーム筐体「OMEGA-V」を市場に投入したが、ゲームセンター等の市場環境が厳しく、販売・レンタルは当初予想に反して伸び悩んだ。また、新規事業開拓のための販売費及び一般管理費が増大し、売上高6億3700万円(前年同期比38.0%増)、営業利益100万円(前年同期比96.3%減)となっている。
この結果、当期業績は売上高11億2300万円(前年同期比34.3%減)、営業損失3億6200万円(前年同期は営業損失6700万円)、経常損失3億6000万円(前年同期は経常損失2億1000万円)、四半期純損失3億300万円(前年同期は四半期純損失1億6600万円)で推移している。
なお、同社では第2四半期の業績を受けて予算の見直しを行った結果、アミューズメント事業については下期も減収が見込まれるものの、上期の増収分などから通期では当初予想値9億5000万を20.0%増の11億4000万円に修正。コンテンツ事業においても版権仲介ビジネスで大型案件成立などが見込まれることから当初予想値13億9000万円を23.3%増の17億円に上方修正している。それを反映させた平成23年3月期の通期業績予想は次の通り。
売上高33億9000万円(前回発表予想からの増減率25.6%増)
営業利益2000万円(前回発表予想から変更なし)
経常利益2000万円(前回発表予想から変更なし)
当期純利益8000万円(前回発表予想からの増減率300.0%増)