今回発表されたシステムの大きな特長は「頭取り」から「データ入力」、そして「データ分析・提供」までを一括して提供する点。このため店舗側は頭取りやデータ入力に費やす手間、コストが削減でき、かつ充実した分析データを活用することが可能となる。
システムの開発を担当したシステム・ロケーションはこれまで自動車の残価算出システムで実績を持つ企業。その統計分析ノウハウを活かしつつ、今回のシステム構築にあたっては教育を施した専門のスタッフによる頭取りを実施する点を重視。パーラー企業のアドバイスを得ながらロケテストを行い、システムを練り上げてきた。データ収集にあたっては専用の端末を使用し、不正確なデータは排除する仕組みも取り入れている。
発表会では遊技業界側の窓口となり、総販売元も務めるカミノの長岡孝幸社長、システム社の千村岳彦社長が挨拶に立ち、RDBについて「これまでにない画期的な頭取りシステム」等とアピール。
また、システム概要についてシステム社の前田格常務が説明、「頭取りを確実に行う」「ユーザー様の声に耳を傾ける」「それらをシステムに反映し常に進化し続ける」の3点を「3つの約束」として強調した。