『パトラッシュ3』の特長は、確変時の大当たり確率を前作の1/40.5から初代の1/40に戻したこと。その一方で、ST回数は「泣きの1回」が好評だった前作の70回+1回を継承することで、シリーズ最高となる83.5%の大当たり継続率を実現した。
また、今回はダブルアタッカーを採用し、SMALL(2R大当たり)の出玉をこれまでの約170個から約120個に抑えつつ、BIG(14R大当たり)の出玉は約1300個を維持している。
演出面では、パトランプやドットサイズを大型化したほか、予告アクションやリーチアクションを大幅にリニューアルし、演出総数は前作比で約2倍。特に、先読み予告の新規搭載や疑似連続予告のパターン数を増やすことで、多彩で飽きのこないゲーム性に仕上げた。
盤面下段に搭載されたSL役物では、大当たりのBIG、SMALLの振り分けを告知。吐き出す玉の数によってBIGの期待度を示唆し、1個なら66%、2個なら72%、3個なら77%、4個なら84%、0個or5個ならほぼBIG確定となる。
大当たり確率は1/399.6、全大当たり後に1/40の確変突入、確変回数(ST)は70回+1回(71回転目の変動は電チューサポートなし)。大当たりの振り分けは、ヘソ入賞が14R:2R出玉有:2R出玉無=75:15:10、電チュー入賞(右打時)が14R:2R出玉有=75:25。
なお、同機から新枠の「V-スパーク」モデルを採用し、サウンド性能の強化や盤面領域の拡大を図っている。納品は7月4日からの予定。