同機は05年に登場し、同社初の2ラウンド確変を搭載して話題を集めた『CRシンデレラボーイ』の続編。前作同様モンキー・パンチ氏原作のアニメ「シンデレラボーイ」を題材に、今作は「新感覚ミドル」と位置付けた2タイプの発表となった。
プレス発表会の席上、佐藤英理子社長は「独自にアンケートを行い、ユーザーが求める真のミドルタイプを徹底的に追求した」と挨拶。営業企画課・天野隼人氏は、独自アンケートの結果、ユーザーの8割以上が「ミドルタイプの大当たり確率は320分の1未満であるべき」と回答した点、またライトミドルに関するアンケート結果では約6割のユーザーが「ライトミドルはハネデジより当たりにくいのに出玉は変わらない」という結果を重要視し、今回発表の2タイプに反映させたことを明らかにした。
営業推進室・首藤保志室長は「現状ではマックス、ミドルタイプにおける確率帯の部分においてメーカーの目線とユーザー目線では乖離がある」と述べ、ユーザー目線に立った機種を具現化させたものが今作であると説明。「『乱馬ver.』は大当たり確率1/300を切る1/293.5に設定し遊びやすいミドルタイプ、『レラver.』は16R比率が65%でループ率74%と出玉感と継続性を重視。確変100%突入の転落抽選を採用することでスピード感とスリルが味わえるスペックにした」と製品コンセプトについて述べた。
スペックは『乱馬ver.』が1/293.5、確変時1/39、確変継続率64%、通常大当たり後100回の時短付き、出玉約0or440or900or1440個。『レラver.』は1/139.5、確変時1/13.9、確変突入率100%、転落抽選確率1/14.7、大当たり終了後20or30or100回の時短付き、出玉約120or1040個。納品は『乱馬ver.』が5月下旬、『レラver.』は6月上旬の予定。