セガサミーホールディングスは4月15日、平成21年5月13日に発表した平成22年3月期通期連結業績予想を修正。売上高を3800億円(前回予想比400億円減)、営業利益を350億円(同80億円増)、経常利益を345億円(同85億円増)、当期純利益を180億円(同30億円増)とした。
今回の修正について同社は、売上高の減少を遊技機事業での主力機種の販売を時期に延期したことや、パチンコ・パチスロの年間販売台数が期初計画を下回る見込みなどを要因とした。
一方、利益面では遊技機事業ならびにアミューズメント事業などにおける利益率改善を要因に上方修正。主力の遊技機事業においては、利益率の高いサミーブランドのパチスロの販売や、パチンコの盤面販売比率の上昇、部材調達コストの削減、広告宣伝費の圧縮が利益率の改善に繋がったとしている。