平和は11月4日、2012年3月期第2四半期連結業績(2011年4月1日〜9月30日)を発表。売上高447億7900万円(前年同期比3.0%増)、営業利益151億9800万円(同79.2%増)、経常利益200億7900万円(同52.7%増)、四半期純利益135億2500万円(同42.4%増)を計上。とくに利益が大幅に伸張した。
『ラブ嬢』『戦国乙女2』などのパチンコや、計画外だったパチスロの販売が売上、利益を押し上げた。販売実績は、パチンコは『ラブ嬢』『戦国乙女2』『ぱちんこRio』など9万3000台、パチスロは『パチスロ鉄拳伝タフ2nd ROUND』『蝶々乱舞』『ぱちすろ黄門ちゃま 光れ!正義の印籠編!』など5万2000台。通期連結業績予想は前回(10月17日)修正から変更はない。
2012年3月期連結業績予想
売上高 756億円(前年比12.0%減)
営業利益 170億円(同11.3%増)
経常利益 277億円(同12.2%増)
当期純利益 200億円(同2.2%減)
なお同社では10月26日、ゴルフ場経営のPGMホールディングスの連結子会社化の方針を発表。翌27日よりPGM社株券に対する公開買付を開始したが、今回の通期連結業績予想に公開買付の結果は見込んでいない。買付期間は11月28日まで。
PGM社の直近2010年12月期は売上高795億円、営業利益は116億円、経常利益78億円を計上していた。