パチスロ・パチンコ事業では、今期の第1弾となる『ダイナミックサンダーV』が好調に推移。これに加え、昨年12月発売の『緑ドンVIVA!情熱南米編』は今期においても需要が途絶えず、震災の影響で部材調達が困難な中、可能な限り販売を継続し、当第四半期におけるパチスロ機の導入台数は約2万台となった。また、『ダイナミックサンダーV』は開発製造一体となって効率的な部材活用を図り、一部償却済みの部材も活用したことにより、大幅な原価低減を達成。この結果、パチスロ・パチンコ事業の売上高は110億8300万円(前年同期比679.4%増)、営業利益は65億1000万円(前年同期は12億3200万円の営業損失)と大幅な増収増益で推移している。
また、同社の持分法適用関連会社であるウィン・リゾーツ社の四半期純利益が前年同期の6倍以上となる1億7300万ドルとなることから、このうち同社グループの持分相当額から、ウィン・リゾーツ社による過去の自己株買いに伴い同社が行う株式評価の洗い替えによる償却負担額を差し引いた額を持分法による投資利益として22億1800万円計上している。
なお、第2四半期累計の連結業績予想に比べ、第1四半期の実績が好調に推移していることや、今期の第2弾となる『ミリオンゴッド〜神々の系譜〜』に6万台以上の受注が寄せられていることから、暫定的に5月19日に公表した第2四半期及び通期の連結業績予想の見直しを行い、数値が確定次第公表するとしている。