マミヤOP、遊技機関連機器は好調を維持

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 紙幣搬送システム等の電子機器の製造及びカードユニット等をOEM提供するマミヤ・オーピーは8月5日、平成24年3月期第1四半期(平成23年4月1日〜6月30日)決算短信(連結)を発表した。

 遊技関連業界を主たる市場とする電子機器事業セグメントでは、東日本大震災の影響による広告自粛、輪番休業等から、パチンコホールの経営状態悪化と設備意欲減退等による販売の苦戦が見込まれたものの、カードユニットの新製品(個別計数機能等対応ユニット)が一昨年の市場投入以来の好調な販売を維持。また、パチスロ機の設置増加に伴いメダル貸機の販売が増加し、これに自社開発の紙幣識別装置を搭載することによる売上増もあり、同セグメントの売上高は35億3100万円(前年同期比6.8%減)、営業利益5億2000万円(前年同期比3.0%増)で推移している。

 この結果、第1四半期のグループ全体の売上高は49億7000万円(前年同期比10.7%増)、営業利益は5億8500万円(同5.6%増)、経常利益は5億4800万円(同0.7%増)、四半期純利益は5億1100万円(同2.1%増)となっている。

 なお、平成24年3月期の通期業績予想は次の通り。
売上高216億円(前年比16.7%増)
営業利益21億円(同6.7%増)
経常利益19億円(同11.0%増)
当期純利益17億円(同10.5%増)

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