表彰に先立ち同社・藤田宏社長が
「弊社の実施するパチンコ景気動向指数調査でも従業員の教育が大きな課題との回答が多い。遊技機を使いこなすには知識が必要。各台計数機の普及にともなう環境の変化でこれからはいままで以上に知識、実行力が求められる。P能検で上位にくる企業は経年で受験してもらっており、人材育成に活用されている。また、こうした企業では1年間の教育カリキュラムをしっかり作っている。私どもとしては今後もっと多くの方に学びの機会を提供できるよう努力したい」
などと挨拶。
このあと法人の1位として千葉県の(株)カクタ、個人の1位として鳥本敬史氏(大阪府/大山観光(株))を表彰。鳥本氏及び(株)カクタの三浦義弘社長に表彰状を手渡した。なお、鳥本氏は個人として3年連続の1位表彰。
受賞者はそれぞれ「これまでも社内試験を実施していたが社内での問題作成は難しい面もある。P能検は幅広く業界の将来に必要な知識を提供したいという思いが伝わった。また、受験結果を細かく分析してくれるのでその後の指導が行いやすい」(三浦氏)、「現場の作業を頑張るだけでは変化に対応できない。知識と実務のバランスが必要で、P能検は業界全体にまたがる知識として完成度が高く、管理職全員に受験させている」(鳥本氏)などと喜びを声にした。