車内事故防止で高知のパチンコ企業が表彰

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 高知県南国市内のホール駐車場の車内に置き去りにされた児童2人を見つけ、熱中症の危険から救い出したとして、7月26日、南国署からパチンコ企業「玉井」(高知市知寄町/宮地真人社長)に感謝状が贈られた。27日付の読売新聞ネット版が報じた。

 報道によると、今年6月の正午過ぎ、締め切った車内で小学3年の男児2人を警備係の社員が発見、祖父を店内で探し出し、厳重注意したという。同店の駐車場は約320台、1時間ごとに見回りをしていた。

 同社では昨年5月、別の店舗で母親が車内に放置した乳児が熱中症で死亡したことを受け、警備担当を増やして再発防止に努めていた。同社は9店舗を経営し、昨年8月、今年1月、そして今回の南国市のケースを含めて計3回、車内の子どもを助け出していた。

 同報道では、表彰式で同社の宮地社長が「社員が一台ずつ確認を重ねたお陰。一層、再発防止に努めたい」とコメントしたことを伝えている。

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