ぱちんこ業界コラムニストのPOKKA吉田氏、(株)船井総合研究所シニアコンサルタントの岡田龍也氏、(株)ピーマップス執行役員の本田正豪氏が講師を担当。
POKKA吉田氏は6月22日に通知された広告宣伝規制の運用基準見直しについて、当局の動きより「本気度が相当に強い」と警鐘。特に通知内容に例示されたものは確実に行政処分の対象になり、その媒体は掲示物以外にも、メール、ウェブサイト、口頭による告知にまで及ぶのではないかと予想した。
また、パチスロ爆裂機時代を引き合いに出し、こうした広告宣伝規制と遊技機の射幸性は密接に関係していると指摘。当局は遊技機の射幸性を依然として問題視しており、広告宣伝の文言が、遊技機が試験段階で発露しないはずの性能(ゲージの問題含め)に言及するものは問題となる(特定の機種をお勧めできる根拠は何か?ということ)と注意を促した。この他カジノ問題、大阪の不正摘発、石川の乳児放置事件などがバッシングに及ぼす影響などにも触れた。
岡田氏は海の運用が過渡期に差し掛かる状況での、4円パチンコの1番商品づくりに言及し、「甘」「ライトミドル」「京楽」「北斗」等を軸に据えたコーナー作りなどについて解説。また、プロモーションでは激しい言葉からの脱却が必要と訴えた。
本田氏はホールの柱として長期運用も視野に入る『CRびっくりぱちんこ銭形平次withチームZ』について、改めてゲージの特性について解説した。