オーイズミ、機器事業の好調を受け大幅増益

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 オーイズミは5月13日、平成23年3月期(平成22年4月1日〜平成23年3月31日)決算短信(連結)を発表。機器事業の好調を受け、売上高115億3100万円(前年比65.9%増)、営業利益8億4600万円(前年は6200万円の営業損失)、経常利益8億900万円(前年は5800万円の経常損失)、当期純利益5億1000万円(前年比226.2%増)と、大幅な増収増益を計上した。

 機器事業では、樹脂研磨式メダル自動補給システムを中心に関連機器のリプレイス需要を取り込んだこと、また、第1四半期に発売を開始したパチスロ機『ひぐらしのなく頃に・祭』が市場から高い評価を得たことなどにより、売上高97億2900万円(前年比51.2%増)、セグメント利益9億3200万円(前年比3041.1%増)と大幅に伸長した。

 また、不動産事業は売上高6億100万円(前年比11.0%増)、セグメント利益3億7000万円(前年比20.7%増)。アニメーション事業は当連結会計期間に発行済みの全株式を取得し、またこれを同期間中に売却譲渡したアニメインターナショナルカンパニー(当該事業の主体)が、売上高12億2800万円、セグメント損失1700万円を計上している。

 次期の見通しについて同社では、東日本大震災に伴う電力供給不足に対応した輪番休業の設定など、遊技場業界も厳しい状況になると予測。引き続き営業活動の強化や原価低減など、経営体質の強化に取り組み、業績の確保、向上に努めるとしているが、連結で売上高102億円(前年比11.5%減)、営業利益7億円(同17.3%減)、経常利益6億7000万円(同17.2%減)、当期純利益3億円(同41.2%減)と減収減益を見込んでいる。

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