パチンコ機は当初6シリーズの販売を予定していたが、ブラッシュアップを行うべく『CR沖縄コレクション』の販売を自粛するなどしたため、『CRシンデレラボーイ2〜シンデレラコードを奪還せよ〜』『CRフルメタル・パニック!TSR』『CRサムライチャンプルー2』の3シリーズの販売にとどまり、販売台数は4万5777台(前年比2万6518台減)となった。
一方、当初4シリーズの販売を予定していたパチスロ機は、販売戦略の見直しにより、『リングにかけろ1〜黄金の日本Jr.編〜』など2シリーズの販売となったが、年間販売台数は当初計画を上回り、販売台数3万6919台(前年比2万5391台増)となっている。
次期の見通しについて同社では、現在販売中の『CRブラックラグーン』(本年6月発売予定)を含め、パチンコ機6シリーズで8万5000台、パチスロ機4シリーズで2万台の販売を予定。また、完全子会社化によるサミーとの連携強化・セガサミーグループとの一体的な事業運営などから、遊技機市場におけるトップシェアグループ入りを目指すとしており、売上高317億円(前年比18.8%増)、営業利益24億円(同33.3%減)、経常利益24億円(同33.9%減)、当期純利益14億7000万円(同41.3%減)を見込んでいる。