マルハン、新卒者159名を迎え入社式を開催

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 パーラー企業最大手のマルハン(韓裕社長)は3月31日、千葉県浦安市の浦安ブライトンホテルで2011年度新入社員入社式を開催した。

 先の東日本大震災の被災者に哀悼の意を表す黙とうから始まった入社式では、韓昌祐会長が被災者へのお見舞いの言葉とともに、「今日の入社式を行うべきか迷ったが、東北地方の危機を我々が背負って立つ意志を固めるという意味で決行した」と述べた。また、新入社員に対しても「こういう時に迎えた今日という日を永遠に忘れずに頑張ってほしい」と語り、「マルハンは創業以来、常に一貫してハングリー精神とチャレンジ精神、危機感、緊張感の4つの歯車と『努力』『信用』『奉仕』を社訓として会社を運営してきた。過去には失敗もあったが、優秀な社員に恵まれて乗り越え、成長できたと思っている。これからマルハンの家族の一員としてお互いに助け合って、自分の幸せを勝ち取ってほしい」と心構えをアドバイスした。

 続いて挨拶に立った韓裕社長は、「企業が存続していくことが難しい時代になったと言われる中、開拓者精神や現状を否定し、新しいものを創造していく精神が必要になる。マルハンは常にビジョンを掲げ、夢の実現に向け社員の総意を持って日々の努力とチャレンジでここまで成長してきた。困難にぶつかった時は同期の絆、同じビジョンを持つ先輩たちとの絆を深め、乗り切ってもらいたい」とエールを送った。

 今年度の新入社員は、男性89名、女性70名の計159名。内訳は大卒153名(男性88名・女性65名)、短大卒3名(女性のみ)、専門学校卒3名(男性1名・女性2名)となった。

 なお、東日本大震災の影響から約半数で実施できていない社員研修については、スケジュールを変更して対応していくという。

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