パーラー大手のダイナム(東京都荒川区/佐藤公平社長)は4月1日、山口県下関市のマリンピア豊浦研修所にて平成23年度ダイナムグループ入社式を開催。東日本大震災への対応で佐藤社長を含む各役員が東京本部内に設置した緊急対策本部から離れられないため、東京本部と入社式会場をテレビ会議システムで結んで執り行ったことを報告した。
入社式で佐藤社長は、「被災というストレスのたまった環境の中で、パチンコという娯楽が一時の心の癒しを提供して感謝されている実態がある。ダイナムの店舗がその地域のインフラになるように努力していきたい」「常にお客様の視点で考え、業務を改善していくことがチェーンストアの重要な所であり、皆さんも研修で一生懸命勉強し、各店舗に行って実際のオペレーションを学び、接客のレベルが高くなるように頑張ってほしい」(4月1日付同社ニュースリリースより)などと式辞を述べた。
今年度の新入社員は、男性199名、女性58名の計257名(グループ会社ヒュウマップへの入社2名を含む)。内訳は大卒251名(男性196名・女性55名)、短大卒4名(男性1名・女性3枚)、専門学校卒2名(男性のみ)となった。
なお、新入社員に対しては、同研修所にて3月31日から4月6日までの6泊7日の日程で、業務の専門知識ほか、社会人に必要な基本動作を習得する店舗配属前の導入研修を実施。研修終了と同時に各店舗へ配属となり、配属後は各店舗の先輩社員をトレーナーとしてOJTが行われる。