東電管内7-9月は「平日・月3日」の輪番休業へ

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 全関東遊技業組合連合会が4月18日に東京で開いた会合で、東京電力管内の全加盟ホールを対象に、7月1日から9月30日の3ヶ月にわたって「平日・月3日以上の輪番休業」実施を決議していたことがわかった。輪番休業の割り振りは、各県遊協毎で決めていく。4月20日に都内で開かれた全日遊連理事会後の定例会見で報告された。

 全関東連は、神奈川、千葉、埼玉、茨城、山梨、群馬、栃木、新潟、長野、静岡の10県遊協で構成。このうち東電管内に入らないのは新潟と長野。静岡は、富士川以東が東電管内。

 全関東連には属さないものの、東電管内となる東京都遊協も全関東連の今回の取り決めに足並みを揃える構え。会見の席上、都遊協理事長でもある全日遊連の原田理事長は、「明日(4月21日)の都遊協執行部会に(輪番休業を)提示し、28日の理事会で決議を目指したい」と語った。

 会見ではまた、4月25日に予定されるホール5団体代表者会議に全関東連の輪番休業を説明し、他の4団体にも協力を呼びかける方針も示された。

 輪番休業は夏場に予想される東電管内の電力不足への対応策。輪番休業により電力削減率について全日遊連は15%を想定している。また営業時の照明や空調の節電で13%の削減を見込んでおり、あわせて28%の削減を目指す方針だ。

 東電管内の夏場の電力需要のピークは約6000万キロ・ワット。福島第一原発事故により約1500万キロ・ワットで、約25%の電力不足が想定されている。

 昨年末現在の東電管内のパチンコホール数は4285店舗(静岡の富士川以西も含む)。全国ホール数1万2479店舗に対し34.3%を占める。

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