全日遊連傘下の都府県方面県遊協それぞれで取り組んでいる「立入検査」の2010年度の実施件数が合算で6454店舗にのぼっていたことがわかった。全日遊連加盟ホールは直近2月末現在で1万1499店舗。これをベースとする実施率は56.1%で、およそ2店舗に1店舗以上の割合で立入検査が実施された。検査台数は合計で4万6271台。
遊技機の不正改造防止を目的に行われるパチンコホールへの立入検査は現在、第三者機関の遊技産業健全化推進機構と全日遊連の不正防止対策本部、そして都府県方面遊協の3つの実施主体がある。都府県方面遊協は健全化機構の協力要請に応じて健全化機構の立入検査を行うこともあるが、健全化機構の2010年度の立入店舗数は3117台、検査台数は1万1894台だった。
都府県方面遊協の過去4年間の立入実施状況(立入店舗数と検査台数)は次のとおり。
2007年度 5380店舗/5万8877台
2008年度 7003店舗/5万8284台
2009年度 6249店舗/5万1293台
2010年度 6454店舗/4万6271台