パチスロ設置台数、通年でも増台へ

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 全日遊連が毎月実施している加盟ホール実態調査の昨年12月末現在の集計値が1月20日に発表され、2010年1年間の統計がまとまった。

 昨年12月末現在の全国の加盟ホール数は1万1522店舗。前年同期の1万1672店舗から1.3%減少している。

 ただ減少率は年々縮小で推移しており、08年末の対前年減少率は5%、09年末は2.4%、そして10年末が1.3%という状況だ。この調査は07年から開始された。

 一方、遊技機設置台数では、昨年夏に底を打ったパチスロ機が1年間通年で増台に転じ、パチンコ機は逆に減台していたことがわかった。

 パチスロ機の昨年1月末時点の設置台数は126万6083台だったが、12月末現在までに127万6232台に1万149台(0.8%)増台。対照的にパチンコ機は昨年1月末の293万5449台から12月末は292万6194台へと9255台(0.3%)減台した。

 廃業店舗数から新規店舗数を差し引いた2010年の純減店舗数は149店舗。前年09年の285店舗から大きく改善したが、依然として純増には至っていない。

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