今回のイベントは2014年春卒業予定の学生が対象。パチンコ産業合同説明会は開場中の午前11時から午後7時までに1回・30分、計11回開かれ、パチンコホールを中心に遊技機や周辺機器、各種設備メーカー、遊技機販社、建築、情報(メディア)、プロモーションビジネスなど、さまざまな業種から構成される産業の全体像が説明された。また社会貢献活動に積極的に取り組む業界の姿勢がアピールされたほか、新卒採用で業界企業に入社した先輩たちもブースに駆けつけ、「なぜ入社を決めたのか」について自身の言葉を伝えていた。
一方、当日は合同説明会に参加した学生を対象にアンケートを実施。635人の参加総数のうち565人から回答を得ている。
日遊協人材育成委員会のまとめによると説明を聞いてパチンコ業界を理解できたとの回答は「よく理解できた」「まあまあ理解できた」をあわせて93%。就職活動の対象としてパチンコ業界に興味を持ったかの問いには「すごく持った」33%、「少し持った」56%、「両方」12%と、興味を持ったとの回答が89%を占めている。
また業界のイメージについては「プラスイメージ」27%、「マイナスイメージ」52%と、説明会参加前はマイナスイメージが大幅に上回っていたものの、参加後は、「すごく良くなった」24%、「少し良くなった」52%をあわせて76%に達した。参加後も「変わらない」との回答は22%だった。
当日、ブース内に用意された客席は53席。ほぼ毎回にわたり立ち見が出ていた。