ゲームカード・ジョイコホールディングス(山田明社長)は5月9日、昨年4月の経営統合後初となる通期連結決算(2012年3月期/2011年4月1日〜2012年3月31日)を発表。
低貸玉営業の普及を背景にホールに高まるコスト削減や店内環境への改善意識を受け主力商品の各台計数システム「B∞LEX(ビーレックス)」の販売が好調に推移。またパチスロ人気の復調によるメダル貸機の好調な販売も加わり、カードユニット・メダル貸機の合計販売台数がグループ全体で25万台を超えるなど近年では最高水準を達成。この結果、売上高435億7500万円、営業利益44億5900万円、経常利益45億4300万円、当期純利益45億7300万円を計上した。
販売品目別の業績概況は、カードユニット・メダル貸機など機器売上高が259億7800万円、カード収入高55億3000万円、システム使用料収入115億8100万円、その他収入4億8500万円。
単純比較はできないが、ジョイコシステムズとの統合前の日本ゲームカード単体の前年(2011年3月期)決算(非連結)は売上高370億500万円、営業利益43億2200億円、経常利益42億800万円、当期純利益23億3800万円。統合後、売上は約1.2倍、純利益は約2倍に拡大した。