ユニバーサル決算、遊技機事業が好業績を牽引

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 ユニバーサルエンターテインメントは5月17日、2012年3月期の連結決算を発表。連結業績は売上高748億5800万円(前年比66.3%増)、営業利益263億4900万円(同400.6%増)、経常利益333億6800万円(同402.3%増)、当期純利益313億8000万円(同602.3%増)と大幅な増収増益となった。

 パチスロ・パチンコ事業では新たにパチスロ機5タイトルを市場投入。『ミリオンゴッド〜神々の系譜〜』が7万台を超える大ヒット機種になったことに続き、『エージェントクライシス』が約2万台、『赤ドン雅』が約5万3000台の導入となり、前期から継続して販売した機種をあわせ、累計販売台数は約17万2000台となった。これに加え、特許料収入の増加などにより、同事業での売上高は721億9500万円(前年比68.8%増)、営業利益は323億4300万円(同167.7%増)となっている。

 また、同社の持分法適用関連会社であるウィン・リゾーツ社の2011年1月から12月までの少数株主利益控除後の当期純利益が613百万米ドルとなり、のれん償却額を差し引いた持分法による投資利益として71億7800万円の営業外収益を計上している。

 次期の業績見通しは、売上高959億円(対前期比28.1%増)、営業利益313億円(同18.8%増)、経常利益313億円(同6.2%減)、当期純利益194億円(同38.2%減)を予想。通期でパチスロ機22万台、周辺機器4万台の市場導入を見込んでいる。

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