第3四半期(10〜12月)は、パチンコ機は『CR地獄少女』シリーズ(10月発売)、『CRべにしゃち』シリーズ(11月発売)を発売したほか、第2四半期までに発売した『CRゲゲゲの鬼太郎 妖怪頂上決戦』及び『CRリング 呪いの7日間』の追加スペックを継続販売。第3四半期累計の販売台数は9万9000台(前年同期比66.9%増)、売上高は307億5000万円(同61.6%増)となっている。また、パチスロ機は第2四半期(7〜9月)に発売した『マジカルスロット魔法少女隊アルス』を継続販売。累計販売台数1000台(前年同期はパチスロ機の発売なし)、売上高5億2300万円となっており、パチンコ、パチスロともに遊技機の販売が好調に推移したことから大幅な増収増益となっている。
なお、導入後も継続して追加受注されるなど、市場から高い評価を受けた『CRリング 呪いの7日間』シリーズが、シリーズ累計で当初計画2万5000台を上回る4万2000台の販売見込みとなったことに加え、2月中旬から納品を予定しているパチンコ新機種『CR RAVEエンドレスバトル』も販売活動が順調に推移。パチンコ遊技機は当初計画12万5000台を上回る13万台、パチスロ遊技機は1000台(当初計画4000台)の販売になる見込みとなったことから、同社では同日付で通期業績予想を上方修正している。
修正後の2012年3月期の通期業績予想は以下の通り。
売上高408億円(前回発表予想370億円)
営業利益66億円(同20億円)
経常利益66億円(同20億円)
当期純利益38億円(同12億円)