「マルハン World Challengers」は、世界の舞台を目指すマイナー競技、アマチュアアスリートの中から支援対象選手を選抜し、同社が活動支援を実施するプロジェクト。第3回目の開催となる今回は、応募総数270名から書類審査を経て厳選されたファイナリスト10組11名が公開オーディションに臨み、それぞれに「競技資金の必要度」「過去戦績」「ファンコミュニケション度」などをプレゼンテーションした。
グランプリに輝いた池治選手のアルティメットとは、7人ずつが敵、味方に分かれて1枚のフライングディスクを投げ、パスをつないでエンドゾーンと呼ばれるスペースを目指す競技スポーツ。日本代表でもある池治選手は、世界選手権優勝などの実績を持つものの、現在もアルバイトや母親からの援助で競技活動を続けており、今回の協賛金は五輪正式種目に選ばれ、日本代表として金メダルを獲得するといった目標に向けて、海外遠征の費用などに充てられる。
今回、選抜された支援対象アスリートは以下の通り(敬称略)。
1位:池治ちあき(アルティメット)/協賛金200万円
2位:梅原玲奈(スキークロス)/協賛金200万円
3位:土井健太郎、土井康太郎(車椅子卓球)/協賛金200万円
4位:岩本憧子(スキーモーグル)/協賛金150万円
5位:朝比奈綾香(自転車BMX)/協賛金100万円
なお、惜しくも落選した大山未希選手(ビーチバレー)、奥田慎司選手(キンボール)、黒木優子選手(女子ボクシング)、谷川哲朗選手(フィンスイミング)、中野広宣選手(カイトボーディング)の5名にもファイナリストとして協賛金30万円が贈られた。